Mac OS Xって・・・

(第3回)

〜「AQUA」の見てくれに騙されるな!〜

Jan.25

 というワケで今回はOS Xで採用されたインターフェイス「AQUA」について。なんだか妙に攻撃的なタイトルになっているが、まぁ半分は本気だ。
 さて、この「AQUA」というインターフェイスの大きな特徴はざっとあげると
1.Dock
2.ウィンドウの操作
3.見てくれ(笑)
といったところだろうか。これらを順に見てゆこう。
 まずDockだが、これはAppleの担当者の言によればAppleメニューとアプリケーションメニューとポップアップウィンドウを足したようなものだ。要は実行中のアプリケーション、ユーザーの登録したファイル、フォルダ、ディスクなどを表示させることができる。マウスポインタを近付けると大きくなったり、というような小細工が用意さえているが、まぁそれはそれでいい。機能の点で新しいのはここに実行中のウィンドウを小さく表示しておけることだ。
 ウィンドウの操作が今までとは少し変わっているのである。今までのMacOS(8以降9まで)ではウィンドウバーに3つの操作ボタンがついていた。左端に閉じる、右の方には最適化(ズーム)とウィンドウシェード、それらの機能については今さら言うまでもないだろう。OS Xでは左側に3つ、右に1つの計4つのボタンがある。一番左の赤に×は閉じる、その隣にある黄色に-は最小化、その次の緑に+は最適化、そして右端にある紫に・はシングルウィンドウモード、ということになっている。まぁ「閉じる」と「最適化」は今までと同じだが、「最小化」と「シングルウィンドウモード」は新しいウィンドウの動作である。
 最小化は要するに小さくしてDockに表示させる、ということだ。そして「シングルウインドウモード」というのは常に一つのウィンドウしか表示させない、という機能である。なかなか言葉で説明してもどういう感じでウィンドウが動くのかよく分らないのだが、この辺りで確認してもらいたい。ただちょっとここにあるムービーファイルはサイズがデカイので心してかかってもらいたい。(つづく)


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